AKは、従来のウレタン塗装からエコウレタン塗装に切替えました。 エコウレタン塗装とは、塗料に含まれるトルエン・キシレンが少ない塗料です。トルエン・キシレンは塗装中、および乾燥の工程でその大部分が大気中に放出され、塗装製品の乾燥塗膜中に含有、残存する量
は微量であります。ただし、塗装方法・塗装環境の違いにより、その含有量に差があります。 AKでは、抜本的な対応策として「塗装を構成する原料をトルエン・キシレンが少ないものを使用する」という選択をしました。 |
●エコ塗装 |
1.塗装製品の塗膜からトルエン・キシレンの発散が少ない。 |
2.塗装作業場における環境基準の改善。 |
3.基本的な塗膜性能は従来塗料と同等。 |
●人体におよぼす影響
最近になってホルムアルデヒドが大きな問題となった最大の原因は、昔の住宅に比べて気密性や断熱性が大幅に向上したことと合板・MDF・LVL等の使用率が上昇したことの2点があげられます。近年、新築に入居すると「目、鼻、喉に不快感が起きる」「頭痛がする」「アトピー性皮膚炎」等の症状を訴えるケースが増加し、新築住宅でこのような病状が起きる原因の一つとして、ホルムアルデヒドが悪影響をおよぼすと言われます。人体への影響は個人差がありますが、製品を提供する側としては、ホルムアルデヒドをほとんど含まない素材を使用する必要があります。 |